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Kindle Unlimitedで1巻を読んだ漫画、続きが気になって買った。
それだけなら、わりと良い話で終わる。
読み放題で出会った作品が面白くて、続きを買う。
Kindle Unlimitedが入口になって、ちゃんと購入までつながった。
「KUって買わなくなるだけのサービスじゃないんだな」
そう思っていた。
……のだが、久しぶりに確認したら全5巻がKindle Unlimited入りしていた。
ふぁーーーくそ。
嬉しい。
嬉しいんだけど、ちょっと複雑。
今回は、Kindle Unlimitedで出会った漫画を買ったのに、気づいたら全巻KU入りしていた時の読者感情について書いていく。
目次
Kindle Unlimitedで1巻を読んだら、普通に続きが気になった
Kindle Unlimitedって、たまにすごい出会い方をする。
最初は本当に軽い気持ちだった。
「読み放題に入ってるなら読んでみるか」
それくらいのテンションで1巻を開いた。
正直、その時点では買うつもりなんてなかった。
Kindle Unlimited対象作品だから読んだだけ。
月額料金を払っているんだから、対象作品なら読む。
ただ、それだけだった。
でも1巻を読み終わった時には、普通にこう思っていた。
「あ、これ面白いやつだ」
そして気づいたら、2巻と3巻を買っていた。
Kindle Unlimitedで読んだ作品なのに、続きを普通に買った。
つまり俺にとってこの作品は、「読み放題で済ませた作品」ではなかった。
Kindle Unlimitedが入口になって、そこから購入まで行った作品だった。
この章のまとめ
Kindle Unlimitedで1巻を読んだだけのつもりが、続きが気になって2巻と3巻を購入。
読み放題は「買わずに済ませる場所」ではなく、「買うきっかけ」になることもある。
Kindle Unlimitedは“買わなくなるサービス”とは限らない
Kindle Unlimitedというと、読者側からすればどうしても「月額で読み放題」「本を買わずに読めるサービス」という印象が強い。
Kindle Unlimitedって元取れるの?という話は別の記事でも書いたけど、漫画を読む人間からすると、元を取るかどうかだけじゃなく「知らない作品に出会える入口」としてもかなり強い。
実際、Amazon公式でもKindle Unlimitedは月額980円で、対象の本・コミック・雑誌などが読み放題になるサービスとして案内されている。
だから読者としては、当然こうなる。
「読み放題に入ってるなら読むよな?」
そりゃ読む。
こっちは月額料金を払っている。
対象作品なら読む。
読めるなら読む。
それはもう、サービスの使い方として何も間違っていない。
ただ、今回あらためて思った。
Kindle Unlimitedは、単純に「本を買わなくなるサービス」ではない。
少なくとも俺は、1巻をKindle Unlimitedで読んだ結果、続きが気になって2巻と3巻を買った。
これはかなり重要だと思う。
最初から有料だったら読んでいなかったかもしれない
漫画を新しく開拓する時、1巻を買うハードルは意外と高い。
表紙が気になる。
あらすじも悪くない。
レビューもそこそこ良い。
でも、それだけで即購入できるかと言われると迷う。
最近は漫画の値段も上がっている。
1冊買って合わなかった時のダメージも、じわじわ大きくなっている。
だからこそ、Kindle Unlimitedで1巻が読めるのは強い。
「買うかどうか」ではなく、「とりあえず読んでみるか」までハードルが下がる。
今回の作品もそうだった。
最初から有料だったら、そもそも手を出していなかったかもしれない。
でも、1巻が読み放題に入っていたから読んだ。
読んだらハマった。
ハマったから続きを買った。
この流れは、Kindle Unlimitedのかなり強いところだと思う。
1巻読み放題は、作品との出会い方として強い
1巻を読んで刺さった時点で、読者の中ではもう作品への興味が生まれている。
続きが気になる。
2巻が読みたい。
3巻が読みたい。
「この先どうなるんだ?」と思ったら、そこから購入につながる可能性が出てくる。
だから、1巻だけKindle Unlimitedに入っている作品は、入口としてかなり強い。
読み放題だから売れない、とは限らない。
むしろ、読み放題がなければそもそも出会えていなかった作品もある。
今回の俺にとっては、まさにそういう作品だった。
📘 Kindle Unlimitedは“試し読みの強化版”として強い
いきなり買うには迷う作品でも、Kindle Unlimited対象なら気軽に読める。
そして刺さったら、普通に続刊購入まで行くことがある。
※対象作品は時期によって入れ替わるため、最新状況は商品ページで確認してください。
でも気づいたら全5巻がKindle Unlimited入りしていた
問題はここからだ。
2巻と3巻を買ったあと、俺は「新刊出ねえかな」と思って待っていた。
でも、しばらく追っているうちに、いつの間にか作品のことを忘れていた。
漫画を読みすぎていると、こういうことがたまにある。
続きを待っていたはずなのに、気づいたら頭の中の積読棚に埋もれている。
そして久しぶりに確認したら、5巻まで出ていた。
「お、続き出てるじゃん」
そう思った。
しかも全5巻がKindle Unlimitedで読めるようになっていた。
ふぁーーーくそ。
いや、嬉しい。
嬉しいんだけど、複雑。
嬉しい。でも買った側としては少し悔しい
4巻と5巻を買って売上に貢献しようかと思っていた。
でも、Kindle Unlimitedで読めるなら読んでしまう。
だって読めるんだもの。
月額払ってるんだもの。
読むよ。
そりゃ読むよ。
ただ、2巻と3巻を買っていた側としては、ちょっとだけ悔しい。
「もう少し待ってたら全部KUで読めたのか」
そんな気持ちが一瞬よぎる。
でも同時に、こうも思う。
「いや、あの時は続きが気になったから買ったんだよな」
この感情が厄介だ。
損したとまでは思わない。
むしろ、買うくらいには楽しんでいた。
でも、全巻Kindle Unlimited入りしているのを見ると、少しだけ心がざわつく。
月額払ってるんだから、読めるなら読む
とはいえ、読者としては読む。
Kindle Unlimited対象なら読む。
これは仕方ない。
サービスとして提供されているものを、月額料金を払って利用しているだけだからだ。
読めるのに読まない理由がない。
ただ、好きな作品ほど少し複雑になる。
「これ、作者さんや出版社にちゃんと届いてるのかな?」
そう思ってしまう。
無料で読んでいるわけではない。
でも、単巻購入とは感覚が違う。
この違いが、Kindle Unlimitedの面白くて、ちょっとモヤるところだと思う。
この章のまとめ
全巻Kindle Unlimited入りは、読者としてはありがたい。
でも、続刊を買っていた作品だと「嬉しい」と「ちょっと悔しい」が同時に来る。
Kindle Unlimitedで読むことも支援になる。でも支援感は薄い
Kindle Unlimitedで読むことに、罪悪感を持つ必要はないと思っている。
サービスとして提供されているものを、月額料金を払って利用しているだけだからだ。
読み放題対象なら読む。
これは読者として当たり前の行動だと思う。
ただ、好きな作品にはちゃんとお金が落ちてほしい。
特に今回みたいに「第一部完」「またどこかで」みたいな終わり方をされると、余計に考えてしまう。
「これ、続刊出るのか?」
「漫画版はここで終わりなのか?」
「売上があれば続いたのか?」
そういうことを考え始めると、Kindle Unlimitedで読むだけでいいのか少し迷う。
KUで読まれた作品にも還元はある
一応、Kindle Unlimitedで読まれた作品にも還元はある。
KDP公式ヘルプでは、Kindle Unlimitedで読まれたページ数に応じて、KDPセレクト グローバル基金から著者にロイヤリティが支払われる仕組みが案内されている。
つまり、Kindle Unlimitedで読むことが完全に無意味というわけではない。
読めば読まれたページ数としてカウントされる。
読了データも残るはず。
作品が読まれた実績にもなる。
読まれないより、読まれた方がいい。
それは間違いない。
それでも単巻購入とは感覚が違う
ただ、読者の感覚としては、やっぱり単巻購入とは少し違う。
「俺はこの作品を買って応援したぞ!」
という感覚は、Kindle Unlimitedだとどうしても薄い。
月額980円の中から、どれだけこの作品に届いているのかが見えないからだ。
買った時は分かりやすい。
この巻にお金を払った。
この作品を選んだ。
自分の購入が売上になった。
そういう実感がある。
でもKindle Unlimitedだと、その感覚がぼやける。
読むことも支援になる。
でも、支援した感は弱い。
このズレが、好きな作品ほど気になってしまう。
この章のまとめ
Kindle Unlimitedで読むことも、作品への支援にはなる。
ただ、単巻購入と比べると「この作品にお金を落とした」という実感はどうしても薄くなる。
好きな作品を応援したい読者ができること
では、Kindle Unlimitedで読める作品を応援したい時、読者はどうすればいいのか。
個人的には、そこまで難しく考えなくていいと思っている。
無理に買わなくてもいい。
でも、好きだったなら何かしら反応を残す。
これくらいが現実的だと思う。
読むだけでも意味はある
まず、Kindle Unlimitedで読むだけでも意味はある。
読まれたページ数に応じた還元がある以上、読まれること自体が無意味ではない。
途中で投げずに読む。
最後まで読む。
それだけでも、何もしないよりはずっといい。
特に全巻Kindle Unlimited入りしている作品なら、読者としては素直に読めばいい。
「読むのは申し訳ない」ではなく、「読めるうちに読む」でいいと思う。
レビューやSNS感想は、たぶんかなり大事
次に大事なのは、感想を残すこと。
Amazonレビューを書く。
SNSで感想を流す。
ブログで紹介する。
これらは、作品を知らない人に届く可能性がある。
特にKindle Unlimited対象作品は、「読み放題なら読んでみるか」と思ってもらいやすい。
だから感想があるだけで、入口が増える。
今回の俺も、1巻がKindle Unlimitedに入っていたから読んだ。
そこに誰かの感想が重なっていたら、さらに手に取りやすくなる。
読むことも支援になる。
でも、「面白かった」と外に出すこともたぶん大事だ。
欲しくなったら買う。それくらいでいい
そして、読んだ結果やっぱり欲しくなったら買えばいい。
Kindle Unlimitedで読んだから絶対に買わなきゃいけない、なんてことはない。
でも、手元に置いておきたい。
作者や作品にもう一回お金を落としたい。
セールやポイント還元の時に買っておきたい。
そう思った時に買えばいい。
俺も4巻と5巻はKindle Unlimitedで読むと思う。
でも読んだ結果、やっぱり手元に置いておきたくなったら買うかもしれない。
それくらいの温度感でいい。
📘 気になったら、まずはKUで読めばいい
Kindle Unlimited対象なら、まず読んでみる。
刺さったらレビューを書く。感想を流す。欲しくなったら買う。
そのくらいの距離感が、読者として一番続けやすい応援だと思います。
※対象作品は時期によって入れ替わります。
まとめ|Kindle Unlimitedは入口として強い。でも好きな作品ほど複雑になる
今回の流れを整理すると、かなり分かりやすい。
1巻をKindle Unlimitedで読んだ。
面白かった。
続きが気になった。
2巻と3巻を買った。
新刊を待っていた。
でも途中で忘れていた。
久しぶりに確認したら、5巻まで出ていた。
しかも全巻Kindle Unlimitedで読めるようになっていた。
この流れには、Kindle Unlimitedの強さと弱さが両方出ていると思う。
強さは、知らない作品に触れるハードルを下げてくれるところ。
弱さは、好きになった作品を応援したい時に「自分の読書がどれくらい支援になっているのか」が見えづらいところ。
読者は悪くない。
Kindle Unlimitedで読めるなら読む。
月額料金を払っているんだから、対象作品を読むのは当然だ。
でも、好きな作品ほど気持ちは少し面倒くさくなる。
「続き出てくれ」
「またどこかで、じゃなくて本当にまた会わせてくれ」
そう思う作品ほど、ただ読むだけでいいのか少し迷う。
それでも、結論としてはこれだ。
Kindle Unlimitedで読めるうちに読んでほしい。
そして面白かったら、レビューを書くなり、SNSで感想を流すなり、気に入った巻を買うなりしてほしい。
読むことも支援になる。
でも、好きだと伝えることもたぶん大事だ。
Kindle Unlimitedで出会った。
続きが気になって買った。
気づいたら全巻読み放題になっていた。
嬉しい。
ありがたい。
でも、ちょっと悔しい。
そんな読書体験だった。
そして、そういう面倒くさい感情が残るくらいには、この作品はちゃんと面白かった。
『ポンコツ王太子のモブ姉王女』を読むなら、まずKU対象かチェック
『ポンコツ王太子のモブ姉王女らしいけど、悪役令嬢が可哀想なので助けようと思います~王女ルートがない!?なら作ればいいのよ!~』は、俺自身がKindle Unlimitedで1巻を読んで、そのあと続きが気になって買った作品です。
全巻KU入りしている今なら、かなり試しやすいタイミングです。
※Kindle Unlimited対象作品は時期によって入れ替わります。最新の配信状況は商品ページで確認してください。