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XREAL Air 2 Proは、かけた瞬間に「未来感がある」と感じやすいデバイスでした。
ただ、その未来感と、目が悪い人でも快適に使えるかどうかは別問題でした。
実際に使ってみると、裸眼でも映像そのものは見えます。動画を見るだけなら「思ったよりいける」と感じる場面もあります。
しかし、文字を読む、UIを操作する、長時間使うとなると、一気に印象が変わりました。さらに、メガネを掛ければ全部解決するかというと、今度は装着感やズレ、ノーズパッド干渉の問題も出てきます。
この記事では、XREAL Air 2 Proを実際に使って感じた「見えるかどうか」ではなく「快適に使えるかどうか」という視点から、視力が悪い人が購入前に知っておきたいポイントを整理します。
XREAL Air 2 Proを買って実際に困ったこと全体を先に把握したい方へ
総合記事の「XREAL Air 2 Proを買って1週間で困ったことまとめ|購入前に知っておきたい注意点」から読むと全体像をつかみやすいです。
目次
XREAL Air 2 Proは目が悪くても使えるのか
結論から言うと、目が悪くてもまったく映らないわけではありません。
実際、裸眼の状態でも映像そのものは見えました。動画のように大きな映像を見る用途なら、「思ったよりいける」と感じる場面もあります。
ただし、そこで安心してしまうと危険です。なぜなら、映像が見えることと、実際に快適に使えることは別だからです。
裸眼でも映像自体は見える
装着した瞬間、映像そのものは普通に見えました。何も見えない、まったく使えないという感じではありません。
特に動画のように、画面全体の動きや大きな被写体を見る用途なら、裸眼でも成立しやすい印象でした。
そのため、最初は「意外と裸眼でもいけるのでは」と思いやすいです。
ただ、この段階で感じたのは、あくまで映像自体が見えているという話であって、文字や細かいUIまで快適に見えているわけではないということでした。
ただし文字やUIはかなり厳しい
問題は、文字やUIの見え方です。
動画は見えても、細かい文字、メニュー、設定画面、操作ボタンの位置確認になると、一気につらさが出ました。
特に厳しかったのは、映像そのものではなく、設定画面やアプリUIの細かい文字を読む場面です。
見るだけなら成立しても、操作するために文字を追う用途になると一気に厳しさが出ます。
つまり、「映る」と「快適に使える」は別でした。購入前にここを同じものとして考えていると、かなりズレやすいと思います。
動画は見えても快適に使えるかは別問題だった
XREAL Air 2 Proは、視力が悪い人でも使い道がゼロというわけではありません。
ただし、その使い道がどこまで成立するかは、用途によってかなり変わります。
動画視聴なら成立しやすい
動画を見るだけなら、裸眼でも比較的成立しやすいです。
YouTubeや映画のように、細かい文字を追う時間が少なく、画面全体をざっくり楽しむ用途なら、「未来感のある映像体験」として楽しめる場面はありました。
細部までくっきりとは言いにくくても、内容を追う用途なら大きな破綻はありませんでした。
ただし、ここで満足できるかどうかは、どれだけ「見るだけ」の使い方に割り切れるか次第です。
UI操作や文字作業はつらい
一方で、UI操作はかなり厳しく感じました。
設定を触る、アプリを切り替える、細かい表示を確認する、文字を読む。こうした場面では、映像が見えることよりも、細部がはっきり読めることの方が重要になります。
特に「今どこを触ろうとしているか」を把握するために、小さい文字やアイコン周辺を確認しようとすると、一気に使いづらさが出ました。
つまり、「動画は見える」=「快適に使える」ではないということです。
長時間使うと厳しさが出やすい
文字の読みづらさやUI確認のしづらさがある状態で使い続けると、自然と疲れやすくなります。
「なんとか見える」状態で使い続けるのは、短時間ならともかく、長時間になるとかなりきついです。
特にPC用途や作業用途では、読む・選ぶ・入力するの比率が高くなるため、映像が出ることだけでは全然足りませんでした。
未来感はあっても、現実の使い勝手としては、長時間の文字作業や細かい操作とは相性が良いとは言いにくい、というのが正直な感想でした。
裸眼でどこまで見えるか詳しく知りたい方へ
映像は見えるのか、文字やUIはどこで厳しかったのか。裸眼運用の限界を詳しくまとめた記事はこちらです。
メガネを掛ければ解決するとは限らなかった
視力問題を考えたとき、まず思いつくのが「じゃあメガネを掛ければいいのでは」という対策です。
実際、見え方そのものは改善しやすいです。裸眼よりはかなりマシで、文字やUIも見やすくなります。
ただし、それで快適さまで一気に解決するかというと、そう単純ではありませんでした。
見え方は改善しやすい
メガネを掛けた最初の印象は、裸眼よりかなりマシだということでした。
少なくとも、裸眼のときより文字やUIの見え方は改善し、「これならいけるかも」と思えるくらいには変化がありました。
動画用途ならかなり現実的に使えそうだと感じたのも確かです。
ただ、ここで問題になるのは、見え方が改善することと、装着したまま快適に使えることは別だという点です。
ノーズパッド干渉とズレやすさが気になった
メガネ併用でまず気になったのが、ノーズパッドまわりの干渉です。
XREAL Air 2 Proとメガネを一緒に使うと、鼻まわりが自然に収まらず、どこか無理やり重ねているような感覚がありました。
見えるようにはなったけれど、掛け心地の時点で快適ではない。ここがかなり厄介でした。
さらに、少し位置が変わるだけで見え方の印象も変わるので、ズレやすさも気になります。
大きく落ちるというより、ちょうどいい位置がシビアで、使っていて落ち着かない感覚が強かったです。
角度調整や姿勢のしんどさも出てきた
見え方が改善しているぶん、逆にベスト位置を求めて微調整が増えました。
一度合わせて終わりではなく、使うたびに「もう少し上」「もう少し下」と調整したくなる感覚があります。
その結果、自然体で楽に見るというより、見やすい位置に自分が合わせにいく感じになりやすかったです。
特に、見やすい位置を探しているうちに上目気味の姿勢になりやすく、首や目が疲れやすい印象がありました。
短時間なら一応使えても、時間が伸びるほど掛け心地や姿勢のしんどさが気になってきます。
メガネ併用の現実を詳しく知りたい方へ
見え方は改善するのか、ノーズパッド干渉やズレやすさはどの程度気になるのか。既存メガネ運用を詳しく整理した記事はこちらです。
視力が悪い人は本体価格だけで判断しない方がいい
XREAL Air 2 Proを買うとき、本体価格だけを見て判断すると危険だと感じました。
視力に不安がある人は、使い始めてから追加で必要になるものが出てくる可能性があるからです。
メガネ運用でも不満が残る可能性がある
裸眼で厳しいならメガネで対応すればいい、と最初は考えがちです。
実際、見え方は改善します。ただし、そこで終わるとは限りません。
ノーズパッド干渉、ズレやすさ、角度調整、姿勢のしんどさ。こうした問題が残ると、見えるようになっても常用前提では不満が残ります。
つまり、視力が悪い人にとっては、本体だけ買えば終わりというより、快適に使うための補正環境まで含めて考える必要があるということです。
その結果、追加コストを考えることになる
本体価格がセールなどで魅力的に見えても、視力に不安がある人はその価格だけで判断しない方が安全です。
裸眼で厳しい、メガネでも快適ではない。そうなると、次の選択肢としてインサートレンズのような追加投資を考えることになります。
そのため、視力が悪い人ほど「本体価格が安いから買い」ではなく、「快適に使うまでに何が必要か」まで見た方がいいと感じました。
少なくとも、目が悪い人がXREAL Air 2 Proをちゃんと使おうとすると、本体以外の出費も見ておいた方がいいです。
自分の場合、最低限必要になったのは、眼科受診で約3,000円、インサートレンズで送料込み約9,500円。これだけで合計約12,500円でした。
しかも今回は、そこに普段使いも兼ねたメガネの出費まで重なったので、体感としてはかなり重めでした。本体価格だけ見て「意外といけるじゃん」と思っていた頃の自分に、そこは先に教えてやりたかったレベルです。
もちろん、全員が同じ金額になるわけではありません。ただ、少なくとも視力が悪い人は「本体だけ買えば終わり」とは考えない方がズレにくいと思います。
自分がインサート導入を決めた理由
現時点ではまだインサートの使用感までは書けませんが、導入を決めた理由はかなりはっきりしています。
裸眼では文字用途が厳しかった
裸眼でも映像そのものは見えましたが、設定画面やアプリUIの文字を読むような用途になると、一気に厳しさが出ました。
見るだけなら成立しても、操作のために文字を追う用途では快適性が足りませんでした。
つまり、裸眼運用は体験としては成立しても、継続して使う前提では弱かったということです。
メガネでも快適運用までは届かなかった
メガネを掛ければ見え方は改善しました。そこは間違いありません。
ただし、ノーズパッド干渉やズレやすさ、毎回の微調整が必要になることで、快適に使える状態には届きませんでした。
見えるようにはなっても、常用前提で考えるとしんどさが残る。この感覚がかなり大きかったです。
視力問題を片付けないと評価しづらいと感じた
最終的にインサート導入を決めたのは、もうここは追加投資するしかないと思ったからです。
視力問題を片付けないままでは、XREAL Air 2 Proそのものの使い勝手も正しく評価しづらいと感じました。
本体だけ買って終わりではなく、視力補正環境まで揃えて初めて、このデバイスをちゃんと判断できる。その段階に来たと考えています。
まだインサートは未到着ですが、期待しているのは単純な視力補正だけではありません。文字やUIをもっと自然に見られるようにして、メガネ併用時の干渉やズレ、毎回の調整ストレスを減らしたいと考えています。
インサート導入を決めた理由を詳しく見たい方へ
裸眼とメガネ運用の両方で不満が残った結果、なぜ追加投資を決めたのか。導入判断までをまとめた記事はこちらです。
まとめ|見えることと快適に使えることは違う
XREAL Air 2 Proは、目が悪い人でもまったく使えないわけではありません。裸眼でも映像は見えますし、動画視聴だけなら成立する場面もあります。
ただし、文字を読む、UIを操作する、長時間使うとなると、一気に厳しさが出てきました。
さらに、メガネを掛ければ全部解決するわけでもなく、今度は装着感やズレ、角度調整の問題が出てきます。
そのため、視力が悪い人ほど、XREAL Air 2 Proは「映るかどうか」ではなく「快適に使えるかどうか」まで含めて判断した方がいいと感じました。
本体価格だけで飛びつくのではなく、必要ならインサートレンズなどの追加コストも含めて考える。その前提で見た方が、買ってからの後悔はかなり減らしやすいはずです。
XREAL Air 2 Proは、目が悪い人でもまったく使えないわけではありません。裸眼でも映像は見えますし、メガネを掛ければ見え方自体は改善しやすいです。
ただし、実際に使ってみると、そこで話が終わるわけではありませんでした。裸眼では文字やUIが厳しく、メガネを掛けても今度はノーズパッド干渉やズレ、角度調整の手間が気になります。
つまり、視力が悪い人にとって大事なのは、「映るかどうか」だけではなく「快適に使えるかどうか」まで含めて判断することでした。
XREAL Air 2 Proを本当に使いこなせるかどうかは、本体単体の印象よりも、自分の視力や使い方、必要な補正環境まで含めて考えた方がズレにくいと思います。
購入前に全体の注意点へ戻りたい方や、研究所内の他の記事もあわせて見たい方は、以下からどうぞ。

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